スカーフの仕上げについて

女性用写真スカーフは、熟練職人チームにより、注文に応じて手作りされています。 印刷から裁断、裾上げまで、大量生産されるプロセスには1つのステップもありません。2種類の裁縫方法からお選びいただけます。三つ折り縫いでは、生地端4辺を2度折りその上から、端から約2－3ミリのところでミシンで裁縫を施します。端から約8ミリを使います。3本糸オーバーロックでは、4辺の生地端の約3ミリ付近をトリムし、生地端にオーバーロックミシンを施します。

注意：スカーフはすべて手作業にてオーダーメイドされるため、サイト上で記載している大きさとわずかに差が生じることがあります。また布プリントの過程で生地が縮んでしまうことがありますが、これは化学繊維よりも天然素材において自然なことです。また、採用しているスカーフ生地はとてもデリケートなものとなっており、布端仕上げの際にやや引っ張られたような仕上がりになることがあります。これは素材の特徴上、生じてしまうものですのでご留意ください。すべてのスカーフには、ケア＆オリジナルラベルの貼付が義務付けられていますが、アカウントを作成し、シンプルなブランディングステーションを使用するだけで、このラベルをカスタマイズすることができます。

当社のカシミヤウール生地は、これらの優れた繊維を使用して手織機で丁寧に織り上げられています。 この職人技のプロセス中に、織物の微妙な傷、不完全さ、不規則性に気づく場合があり、生地の本物の魅力が強調されます。 場合によっては、加工中に生地の毛羽が落ち、プリントされていない小さな領域が現れ、その下のプリントされていない生地が露出することがありますが、これは通常の現象です。 品質への取り組みを保証するために、許容誤差を 1 平方メートルあたり約 1 ～ 2 ドットに設定しています。 また、この素材の性質上、縁取りされたエッジには緩やかな波型効果があり、デザインの直線と正確に一致しない場合があることにご注意ください。

プリントスカーフのデザインのヒント

デザイン作成にあたって、生地の種類を考慮することも非常に大切です。それぞれの生地にはそれぞれに特徴があり、仕上がりが大きく異なります。例えば、シルクサテンやシルクジョーゼットでは、天然素材で顔料プリントを施すため、プリントの彩度が落ち、やや落ち着いた印象の仕上がりになります。よりデザインに忠実なプリントをお求めの場合には、その他のポリエステル製の素材がおすすめです。こちらには染料プリント（昇華転写）が可能で、繊維の中にまでインクが入り、より鮮やかな仕上がりが期待できます。ポリエステル製の生地といっても高品質で、天然素材と遜色ない仕上がりになります。

天然素材のシルクサテンと特にシルクジョーゼットをお選びの際には、生地の目の影響でやや生地端に歪みが出来る可能性があります。特に真っすぐに裁縫が施された生地端部分の歪みが顕著に現れることがあります。デザインのヒントとして、生地端付近にはなるべくはっきりとしたラインは配置しないことをおすすめします。これらに注意し、あとは自然な柔らかさとしなやかさの天然絹ならではの素材をお楽しみください。

マルマルモスリンをお選びの際には、自然に織られており繊維の節が一定ではありません。そのため、素朴な印象のプリントになります。プリントの色合いの鮮やかさに場所によって影響を及ぼします。ビンテージな風合いとなります。また、その他ポリエステル製のシルクセンセーションは光沢が強く、またシフォンは透明度が非常に高いので、これらの特徴も考慮の上、デザインをご検討ください。

注意: 生地の自然な柔らかさと美しく繊細な性質により、スカーフの端が波打つことがあります。これは、特にジョーゼットで予想されます。オリジナルスカーフは手触りがとてもソフトで高品質であり、長持ちプリントを実現します。弊社のスカーフはすべて専門家によって注文に応じて手作りされているため、アクセサリーの寸法、測定、形状には多少のばらつきがある場合があります。また、予測可能な収縮が発生する可能性がありますのでご了承ください。これは天然素材のため自然な現象であり、平均収縮率は2〜8％です。